たった一回の食事で心が満たされたり、思わず笑顔になったり、そんな経験、ありませんか?
それは生産者の「おいしい食材を育てたい」という想いと、料理人の「素材を最高の状態で食べてほしい」という
気持ちが伝わるから。場所を選ばない、本物のお弁当には「生命力」や「充実した気」がこもっています!

「自分の家族にも、自信をもって食べさせられるか?」当店のお弁当は、常にそう問い続けながらつくっています!

家族に食べさせたい、安心食材

野菜は有機、または無農薬野菜のみ

有機もしくは無農薬野菜のみ使用
すごく力強くておいしい「すっぴんの野菜」をぜひ!

当店で使用する野菜は、有機もしくは無農薬野菜100%!
農薬や化学肥料に頼れば、「そこそこおいしい野菜」がそれなりの手間で育ちます。けれど自然の大地に悪影響を与えることも。

本当に大切なのは、「有機だから」、「オーガニックだから」とか、ブランドの名前ではありません。「トマトってこんなに甘かったんだ」「ほうれん草って本当は苦いんだね」など、野菜本来のおいしさを再発見してほしい。それが情熱弁当の想いです。
※ただし、端境期は減農薬野菜も登場します。

肉魚卵類は薬品に頼らない安全な物

自然な飼育法で育てた肉や魚、卵類
当店の屋上で作っている「自家製からすみ」兵庫県産の生のボラ子から仕込んでいます。

当店で使う肉や魚、卵類を選ぶ基準は、「自然な飼育法で育ったもの」。
薬品に頼らないということは、逆にいうと生産量が少ないということ。
商売人の発想からいえば、「仕入れ単価が高い上に買い叩けない」。だから野菜と比べて、肉や魚、卵類にまでこだわる商売人は少ないんです。

また、世の中には、「薬品漬け」の肉や魚、卵類が数多く出回っています。
たとえば抗生物質。医療現場では治療に必須ですが、家畜や養殖魚の飼育では健康体でも投与しています。養殖場で一匹でも病気にかかると、全体に広がり、ましてや全部死んでしまうと商売になりませんので、薬漬けで「売り物」を守るわけです。でも、そんなのっておかしいですよね。

情熱弁当では、自然な飼育法で育った肉や魚、卵類を使っています。
「鶏肉ってこんなにじわじわと味が出てくるものなんだ」「卵の甘みって、こんなに柔らかかったんだ」など、自然で濃厚、でもやわらかいおいしさをぜひ、楽しんでいただきたいと思っています。

伝え続けたい、日本の底力

国産食材の使用率、90%以上!

店先に掲げている緑提灯、五つ星
最近増えてきた「緑提灯」、五つ星を掲げています!

国産だからいい、とは考えていません。でも、食品安全におけるモラルのない国に比べれば、日本国内のほうが、真面目な方たちが安全な方法で作っている数は多いと言えると思います。

でも、全員ではないでしょう。本当は誰が作ったか、生産者の顔や人柄まで分かれば一番いいのかもしれません。また、同じ国内ですから、その気になれば生産地に行けるのも、緊張感を保てる一つの要素と考えています。「国産は安心であってほしい」が、あくまで願いであり、応援の表れだと感じています。

国内で頑張る「カッコいい」生産者

国内で頑張る、志高い生産者とともに
時間があれば、近隣の農園に顔を出す店主。この日はお米の収穫に精を出してみました。

日本には、国内で頑張る「志の高い」生産者がたくさんいます。
この方たちは、日本の未来へ、食で橋渡しをしてくれる人たちです。

これから先、中国やインドなど大国での人口が増え、今までのように日本に食材が入ってこなくなる可能性も出てきます。また、国内では、食糧の物価が上がり、高齢化も進みます。そんな中、強靭な体力や行動力、土と水、お日さまだけで食べ物を創りだす生産者の存在は、とても大切です。

そして、情熱弁当では、この「カッコいい農業」を実践している生産者たちとなるべく多く直接つながり、皆さまのもとへとお届けしています。

※お付き合いのある生産者の方々(一部)
・滋賀県で無農薬玄米の販売専門を行う農家「ゆきの農園」さまなど
当店が作るお弁当の食材も、これら生産者の方から取り寄せています!

緑提灯とは?
カロリーベースで、国産食材使用量が50%を超えるお店のみ、飾ることができます。
中でも当店は使用率が常に90%以上、キープしているため、5つ星★★★★★を掲げています!
「ゆきの農園」とは?
無農薬・無化学肥料でお米を作る専門農家。合鴨栽培といって、合鴨を水田に放し飼いにし、
雑草を食べてもらったり、泳ぐことで水田に空気を送ったりして、お米の栽培を手伝ってもらっています。

不要なものは入れるべからず

食品添加物や化学調味料は使いません

効率ではなく、正直を優先する
弱火でじっくりと、煮込んでいる里芋。時間をかけて芋の旨味を惹き出しています。

産地偽装で安く仕入れて高く売る。添加物を多用して、食べる人の体のことより売りやすさ、保存の良さを優先する。砂糖や油の過剰摂取がカラダに悪くても、常習的に買い続けてくれる「お客さま」を育てる。こんな効率重視ではなく、当店は、「正直」を重ねていきたいと考えています。

もちろん、食品添加物や化学調味料を使わなければ効率は悪いです。
たとえば、「里芋の煮物」を例にとって説明しましょう。

里芋を炊くときであれば、あらかじめ下茹でしておき、鍋に鰹出汁・日本酒・塩を入れて炊いていきます。煮崩れないように、弱火でじっくりと。鰹出汁の中に、芋の旨みをじわりじわりと出していくんですね。それから薄口醤油を大体三回にわけて入れていきます。その後、鰹出汁と里芋の旨み、薄口醤油で加わった味が、煮物を汁ごと冷ます事で里芋の中に戻していきます。それでやっと完成です。

それに対して、化学調味料を使えば、最初から鰹出汁・薄口醤油・化学調味料で炊き、不自然な旨みと調味料で「上から覆いかぶせたような」味付けで、とりあえず食べられるようになります。ただ、本来の食材に含まれている旨みの量より、多い旨みをのせてしまうことで、全体的に味のバランスが不自然に。つまり、素材本来の味ではなく、「旨すぎる」料理になってしまいます。

うま味調味料など使わなくても、おいしく感じられる料理は作れます。効率ではなく、「正直」を優先して、
「正直」を重ねていく。その先には必ず、大切なものとの出会いが待っているはずだと信じています。

じわじわ、おいしい情熱弁当

揚げ物が少ない!薄味の和風弁当

こだわりのもちもち発芽玄米
当店自慢の無農薬「魔法のもちもち発芽玄米」です。

日本人は油を食べすぎのため、情熱弁当ではあえて、「揚げ物を入れない」「入れてもホンの少しだけ」という選択をしました。
たとえば、揚げ油はキャノーラ油を使い、天ぷらも有機栽培の小麦粉しか使いません。焼き物も炭火焼きや過熱水蒸気オーブンを使い、余分な脂を落としながらヘルシーに焼きあげています。また鰹節の出汁をベースとした日本料理本来の薄味にしています。

当店で採用するお米は、おかずがなくても食べられる、おいしいお米ですので、おかず自体を濃い味にする必要がないからです。

発芽玄米?白米?どちらも選べます

こだわり抜いた、無農薬のお米
滋賀県の農園から届いた、無農薬のお米。5キロずつ真空パックで小分けされてます。

日本人は「ご飯だけ」「おかずだけ」ではあまり食べません。
味の織り成す複雑な味を楽しむため、ご飯の持つ味や、柔らかさなどの
食感は食べ方のリズム感において、重要な役割を果たしています。

例えば、鰹出汁がおいしくないと、どうやっても和食全体がおいしくならないように、お弁当のご飯が美味しくないと食が進みません。また、ご飯はお弁当の中で一番重量のある食材です。食べ終わって胃に入ったとき、しっくりと収まりがよい食事こそが和食のいいところだと考えています。

情熱弁当では開業するにあたり、お米の選定を一番に進めました。
安全かつおいしい。二つの条件を満たしたのが、滋賀県「ゆきの農園」のお米。現在ではこちらのミルキークイーンと、豊田市の松井農家が作る減農薬ミネアサヒを、お弁当の値段に応じて使い分けています。どのお弁当を選んでくださっても、白米、もしくは発芽玄米のどちらかを、ご自由に選ぶことができます。どうぞお好きなほうをお申しつけください。

「玄米ってこんなにもっちり?」と好評
玄米は、出荷予定分だけ発芽させ、当日の朝に炊飯して弁当箱に詰めます。圧力釜を使って独自の炊き方をしているため、冷めてもモチモチした食感を維持。今では9割以上の方が、発芽玄米を選ばれています。
「光ってる!」と評判のピカピカ白米
白米は、精米機を使って一合単位で細かく精米し、毎朝炊飯。当店の白米がピカピカ乳白色をしているのは、
そのためです。その日使う白米分をその日の朝に精米炊飯するので、フレッシュな味を楽しんでいただけます。

歩いて見て考える料理人

自分の眼で見て、納得した素材だけ

店主自ら行う、食材の仕入れ
いつも活気にあふれている市場の様子から、毎朝、店長自ら足を運んで仕入れています。

八百屋に注文のFAXを流して、店で荷物の到着を待つだけ。そんな仕入れは絶対にしません。なぜなら「○○農園は葉物がうまい」「△△農園はじゃがいもがうまい」というように、それぞれ得手不得手があるから。

有機栽培だからおいしいとは限りませんし、見た目だけで決めつけてもいません。だから必ず、自分の目で選んでいます。当店のお弁当はまず食材ありき。「いいスズキが入った」「これで何を作ろうか」という発想です。

なぜこうするかというと、連日ご注文をくださるお客さまが多いため。
弁当1個に1,700円も出していただくのに、今日と明日の内容が同じでは申し訳ない。食材自体は旬があるのでガラッと替えられなくとも、調理法や組み合わせ、味付けなどは替えることができます。

仕入れは、決して人任せにしない。
料理人として、これからも続けて行こうと想っています。

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